1. >
  2. >
  3. 物件探しで現地見学する時のチェックポイント

物件探しをするときに現地で確認しておきたいポイント

新たに入居する賃貸住宅を探すとき、最も重要になるのが現地での見学です。
賃貸物件だけでなく、分譲マンションを購入するときにもできるだけ現地を内見するようにしたいところです。

分譲マンションの場合、新築物件の購入者を募るときにモデルルームを別に作って案内するということもよくあります。
まだ完成していない物件ではそれでも仕方がないのですが、中古マンション物件を購入する場合などは必ず現地を見せてもらうようにしましょう。

なぜ現地でなければいけないかというと、部屋で生活をするときには室内環境だけでなく周辺環境も大きな影響を与えてくるからです。

物件内部の設備がいかに立派なものであったとしても、周辺の治安状況が悪かったり、騒音や異臭など環境が劣悪であったら意味がありません。

そのため気に入った物件があったら、内見を一回で済ませるのではなく時間をあらためて夜間や雨天時の周辺の様子も一度見に行ってみることをおすすめします。

正しく内見でチェックをするためには、行き当たりばったりではなく事前の調査も欠かせません。
比較をしたい物件とのチェックポイントをまとめておいたり、あとから参考にするために写真やメモも用意しておきます。

人気が高いのは可変性のある住宅

ここ最近の物件の人気となっているのが「可変性のある住宅」です。
可変性とは部屋の間取りや使用方法を住む人の都合によって自由に変更することができることで、特に複数の家族が生活する空間においては重要になります。

つまり子供が生まれる前や小さなころならば、できるだけ広い室内空間や視界の広さが求められます。
それが子供がある程度大きくなると、自室空間や夫婦それぞれの趣味のための空間が欲しくなってきます。

可変性の高い住宅の場合、最初は広いLDK空間として使用をしそれを時期に合わせて仕切りを作って個室にすることができるようになっています。

ただしあまりにも可変性を重視しすぎるとそれぞれの空間のプライバシーに問題が出てくるので、どの時期にどういった使用方法をしていくかといったことを意識して部屋選びをしてみるとよいでしょう。

それと内見でよく考えてもらいたいのが室内の動線です。
賃貸物件やマンションでは限られた空間に沢山の住宅設備を詰め込むように設計されているので、どうしてもどこかの部分で使いにくい部分が出てしまいます。

一つずつの設備の広さだけでなく、実際に使用をするときにどういった動きをしていくかを意識して内見をするとその物件の本当の良さ・悪さが見えてきます。
家事のしやすさはこの動線が滑らかにつながっているかに直結してくるので、実際にそこで家事をするつもりで歩いてみましょう。