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  3. 学生のためのアパート・マンション探し術

1Rと1Kの違いがわかりますか?

大学に合格をして地元を離れて一人暮らしを始めるという人にとって、最初の問題となるのが家探しです。受験日程の早い私立大学などに早めに合格が決まっているならまだ余裕を持って選ぶことができますが、国立大学の後期日程でようやく合格が決まったという人にとっては、非常に短期間のうちに引っ越しのための準備を全て行わなくてはいけません。

ちょうど大学受験と企業の転勤発表が重なる2月下旬頃~3月中というのは不動産業界および引っ越し業界の繁忙期となるので、かなり日程に気を使って調整していかないと思うような日程で引っ越しをすることができなくなってしまいます。そこで合格が決まるまでにまずチェックしておきたいのが、住宅選びのための基本的な知識の収集です。両親や親類など身近な人で同じように賃貸探しを経験した人がいるならその人に聞くのが一番ですが、本人も任せきりにせず家探しに積極的に参加をしておいてもらいたいです。

遠方から引っ越しをする学生アパート探しではインターネットの活用はまず欠かせません。まずは大手賃貸仲介会社の公式サイトなどを見て、どのあたりのエリアがいくらくらいの家賃相場をしているかということを確認してみましょう。

そのとき各物件の間取りや設備の説明を細かく見て、ある程度書いてある内容から実際の物件を推測できるようにしておくのがベストです。「1R」や「1K」といった特殊な単語も多く登場してくるので、ひとつずつの意味を覚え住宅選びの専門用語に慣れていきましょう。

ここだけはしっかり見ておくべきポイント

まず家探し初心者が最初に見るようにしておきたい物件情報のポイントを紹介します。

引っ越しをするときにはさまざまな諸経費がかかりますが、その金額を最も大きく左右するのが「敷金」と「礼金」です。敷金と礼金とは入居をするときに不動産会社と管理会社に支払うことになっている金額で、基本的には家賃の1~2ヶ月分という計算の仕方をします。

このうち敷金は退去時の原状回復や、家賃滞納があったときのデポジットとして使用されるものですが、礼金はそのまま管理会社やオーナーさんに支払う金額です。敷金2・礼金1の物件と敷金2・礼金2の物件ではまるまる家賃数万円の違いが入居時に発生するので、初期費用として準備する金額が限られているときには細かく見ていきたいところです。

また物件設備についての記載も注意しておきたい点です。特にUB(ユニットバス)や洗濯機置場が屋外にある物件などはかなり好みが分かれるところなので、写真を参考にしながらどこで妥協するかの一つのポイントにしていきましょう。メールで疑問点について問い合わせができる会社もあるので、直接現地に行けない時には資料を送ってもらうのも一つの方法です。
木造住宅

学生ならお得に住める学生マンション

学生なら。通常のマンションやアパートを借りるよりも、学生マンションの方がお得に住むことができます。学生が学生マンションに住むメリットとして、家賃が通常よりも安いこと、、寮母などがいるので食事の心配をしなくてもいいことなどが挙げられます。

遠方から来た学生や、生活費を抑えたい学生に人気の高い物件です。学生マンションの特徴としては、マンションごとに大きな特徴があるという点でしょう。早期に予約をすることで家賃がより安価になったり、家具家電が備え付けであったり、好みに合わせて物件を探せます。

新築の家画像:明治大学生のための学生マンション|学生マンションドットコム

ほとんどの学生マンションは、学校の近くに建てられているため、通学にも便利です。例えば、都内の大学でも学部やキャンパスが比較的多い明治大学などは、和泉や生田、駿河台とキャンパスごとにマンションを所有しています。

安い物件であれば3万円台からあったり、大学まで徒歩や自転車でいけるマンションでも家賃が5~6万円で済むでしょう。通常の家賃相場よりも低く、かつ大学や駅までのアクセスが非常にいいことから、学生であれば使わない手はないものになっています。また住む場所によっては同じ学部の仲間と一緒になることになるので友達が増えるきっかけにもなっていいでしょう。

ただし学生マンションは、その名の通り学生しか住めない物件であるケースが多く、卒業に合わせて引越しを検討する必要がある点だけは留意しておきましょう。