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  3. 事故物件がわかる!大島てるのサイト

隠されている心理的瑕疵物件の情報を明らかに

「事故物件」という名称も、不動産業界では当たり前に使用されるようになりました。

アパートやマンションなどの賃貸物件を借りる人もかなりこの「事故物件」については詳しくなり、あらかじめこれから自分が入ろうとする部屋が、過去に何らかのトラブルになっていないかを知りたがるようにもなっています。

いわゆる「事故物件」というのは専門用語では「心理的瑕疵物件」と言います。
これは実際に室内設備には不備はないけれども過去にその部屋で事件や事故があったために、住む人に心理的な嫌悪感がある場所というふうに定義されるものです。

こうした心理的瑕疵物件は不動産業で説明が義務付けられている重要事項の一つになっているので、貸す時に宅地建物取引主任者の資格がある人が説明をしなくてはいけません。

しかしこの説明はあくまでも事件事故があった直後の借り手に対してのみ義務付けられているもので、例えば事件や事故から部屋を復旧したあとにたとえ1ヶ月のみだけでも別の人に貸したという実績があれば、その次の借り手に説明をしなくても罰則はなくなります。

そのことを利用して、自分の会社の社員や事情を知っている知り合いに定期借家契約をするという業者もいるので、通常の手段で不動産業以外の消費者が情報を集めることができません。

そこで「大島てる」というサイトでは、そうした一般に説明されない過去の事件・事故物件について、地図上に掲載して公表するというサービスを行っています。

サイトで検索をかけてみると、そこには過去にどのような事件や事故があったかということが詳しく表示されるようになっているので、自分が入ろうとしている物件だけでなく近所の状況についても情報を得ることが可能です。

内覧でわかる事故物件あるある

大島てるのサイトでは、地図上に炎のアイコンがついており、その炎の大きさからどの地域に事故物件が多いかということを広範囲から見ることもできます。

ただしそこに掲載されている情報が事故物件の全てというわけではありませんので、そのサイトの地図と合わせて実際の部屋の内装からも推測をしていくようにするのがおすすめです。

事故物件にありがちなケースとして「部屋の一部のみが異様にキレイにリフォームされている(特に浴室などの水回り)」「前の居住者が定期借家契約だった」「他の部屋に比べて家賃がかなり安い」「マンション名が最近変更になっている」などがあります。

他にも部屋の間取りが不自然に広かったりする時にも注意しましょう。
これは事故物件があった部屋をなくすために、隣や上下の部屋の壁を取り払って一つの部屋にするという方法が事故物件ではよく取られているからです。