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  3. お部屋のインテリアコーデには「差し色」を使ってみよう

イメージが大きく変わる

かわいいなと思って購入したちょっとした椅子、この椅子を置いただけでなんだか部屋の感じが全く違う、素敵になった、インテリアというのはそういうもので、たった一つだけでも、その部屋のイメージを大きく変えてくれたり、はっとするような素敵な部屋になったりするんです。
インテリアの配置を変えるだけでも、気分転換になるからということで、ストレス解消に模様替えを結構な頻度で行っているという人も多いです。
部屋のイメージを「移動する」ことでしっかり変えることができるんです。

お部屋に利用する色を変えると、温かい雰囲気になったり、冷たい雰囲気になったりします。
照明ひとつでもイメージががらっと変わりますので、気分を変えたいなというとき、交換してみるといいでしょう。

ちょっとした雑貨に差し色を

シンプルな木目調のテーブルに、真っ赤な花瓶と黄色いペンたて、たったこれだけのことなのに、ものすごく素敵な空間に見えてしまいます。
真っ白な壁に帽子をかけるアンティーク調のフック、そこに帽子がただかかっているというだけなのに、壁の印象が全く違うということもあります。
帽子をとるとアンティーク調のフックが錆色でまた空間の質が変わったように感じます。
これも一種の差し色でしょう。

寒い時にラグの色を暖色系にすると、暖かなイメージになります。
暑いとき、ラグをやめてさわやかな草原のような色のマットを引くと、一気に煤示唆が増します。
色、というのはインテリアにとって、本当に重要なものなのです。

クッション、ラグ、写真、カーテン

クッションの色を水色からベージュへ、ラグの色をオレンジから薄茶色に、こうするとそれまでより心が落ち着く空間になります。
カーテンやラグ、クッションなどサブカラーを決定づけるグッズの色を変えると、お部屋の雰囲気もガラッと変わるのです。

色をうまく利用されている方は、お部屋づくりが上手い人です。
なんだかちょっと物足りないというとき差し色を使って引き締める、こうしたテクニックはファッションでも利用されますが、インテリアも差し色を利用してみるといろいろなアレンジができて楽しいものです。

こだわりの強い人は、自分でデザインしてオーダーメイドクッションを作ったり、海外ブランドの輸入カーテンを取り寄せたりしています。何かインテリアが物足りないという時は、ベッドやソファーのような部屋の主役を買い替えるのではなく、アクセントになる家具を見直してみてはいかがでしょうか。