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  3. ブランドバッグの保管方法とお手入れ方法

誰でも一つは持っているであろうブランドバッグ。高価な分、大切に使っているのではないでしょうか。
しかし、正しいお手入れや保管の方法についてご存知ですか?
今回は自分でできるブランドバッグのお手入れの方法や正しい保管方法について紹介していきます。

長く使うためのブランドバッグのお手入れ

素材別にブランドバッグのお手入れ方法について紹介します。

革製のバッグの場合

普段のお手入れは表面についたほこりをブラッシングしてあげればOKです。

革製のバッグのお手入れをする際は、革の状況を確認してください。乾燥していると思ったら皮革用のクリームを使います。
ブラッシングや乾拭きをした後、薄くクリームを塗ってあげましょう。
厚塗りは逆効果なので、なるべく薄く塗るようにしてください。
クリームを塗ったら陰干しして、オイルが革になじんだら乾拭きしてお手入れ完了です。
注意点として塗り過ぎてしまうと革本来の風来を壊してしまう恐れがあります。
大切にしたい気持ちはわかりますが、週1回では多いので月1回程度にしましょう。

革製品でとくに気をつけたいのがカビです。カビがついてしまうと一気にダメになってしまいます。
カビを防ぐにはお手入れ方法や保管方法も大切ですが、一番の方法はコンスタントに使うことです。使うことでバッグが外気にさらされ、カビがつきにくい環境となります。
保管する場合は、できるだけ風通しのよい場所に置くようにしましょう。押入れにしまう場合は、月に一度押入れから取り出してブラッシングと乾拭きをしてあげてください。

革製品のお手入れは使っている最中よりも、使っていない間が重要なのです。

キャンバス・布製バッグの場合

厚手の布でできたバッグは雨に強く、丈夫であるところが魅力です。その丈夫さから通勤・通学用のバッグとして人気があります。
普段のお手入れ方法は、使用後柔らかい毛を持つブラシでブラッシングしてください。防水スプレーをかけておくと汚れがつきにくくなるので、定期的に塗布するといいでしょう。

落ちにくい汚れはブラシに洗剤をつけて洗います。手あかの汚れは中性洗剤で軽くこすって落としましょう。乾燥は、風通しのよい日陰に干します。
湿気が多いとカビが生えてしまう恐れもありますので、しっかり乾燥させることが大切です。
また、使わない間は型崩れやにおいを防止するために、中身を取り出しておきましょう。

ルイ・ヴィトンのモノグラムのような素材の場合

モノグラムの素材はコットンキャンパスという布地を塩化ビニールでコーディングされた布とビニールでできた素材です。
革製素材のように経年変化を楽しめるものではありませんが、LとVに花と星のモチーフを組み合わせた独創的なデザインは世界中で愛されています。

保管方法

湿度の高い日本では、傷みやすいので保管方法に気をつけましょう。

バッグの使用後は、柔らかい布やブラシで表面についたほこりを落とします。
湿気防止のため、保管時は箱に入れず、風通しの良いところに置いておきます。ほこりがつかないように付属の保存袋か不織布に入れておくといいでしょう。
バッグの中に乾燥剤を入れて湿度を調整します。

お手入れ方法

ルイ・ヴィトンに使われている持ち手やハイピング部分にはヌメ革が使われています。ヌメ革は丈夫で使い込むほど味が出てくる素材です。一方、きちんとした手入れが必要な素材でもあります。
ヌメ革は変色することが特徴の素材で、薄いベージュから濃いキャラメル色に変化していきます。この色の変化を均一にするにはきちんとしたお手入れが大切です。
使用前は日光に当てましょう。ヌメ革に使われているタンニンが日光に反応し、色合いが変化するためです。好みの色合いに変化したら革用のクリームや防水スプレーで保護します。
ヌメ革は水に弱い欠点があります。雨に濡れてしまうと、シミになってしまう恐れがあるので注意しましょう。
防水スプレーでシミにならないように、ムラが出ないように吹きかけてください。

プロにクリーニングに依頼する

どうしても落ちない汚れやカビがついてしまったらプロにメンテナンスをお願いするといいでしょう。
各種ブランドのバッグ(革製、布製、ナイロンなど)の汚れや汗、カビを取り除くクリーニングを行ってくれます。
革製のバッグであれば、革本来の質感を保ちながら傷や色落ちした部分を全体の色に合わせる修正をします。
布製のバッグは色を落とさずに汚れやシミを落とします。ただし、日焼けによる変色は落とせないので相談するといいでしょう。
クリーニング料金はお店やバッグのサイズによって異なりますが、数千円~2万円ほどです。気になる汚れがついてしまったら、検討してみてください。

バッグの型崩れ防止方法

バッグは外で持ち歩くものなので、型崩れしやすいアイテムといえますが、保管方法や使い方に気をつければ防止できます。

新聞紙を詰めておく

使用していないバッグは何も入っていない状態で保管していると思われます。しかし、何も入っていない状態だと型崩れを起こしてしまいます。
保管する場合、新聞紙を詰めて形を整えておきましょう。

立てて保管

立たないバッグの場合、倒して保管していませんか?倒した状態だと型崩れの原因になるので、必ず立てて収納するようにしましょう。バッグ専用の収納棚があると状態が管理しやすく便利です。

もしも型崩れが起きてしまったら

型崩れが起きてしまった場合、ある程度直すことが可能です。以下の方法を試してみてください。

中身を取り出しておく

毎日使用していた場合、中身を取り出してしばらく休ませてあげましょう。深刻な型崩れでなければかなり改善されます。
バッグは毎日使用するのではなく、1日使ったら次の日は休ませるようにしましょう。

クリームを塗る

革製のバッグの場合、クリームをたっぷり塗ると型崩れが改善されます。他のバッグと重ならないように保管するようにしましょう。

ブランドバッグの寿命

多くのブランドバッグはヨーロッパの気候に合わせて作られているため、高温多湿な日本だと色々な問題が起きやすくなります。
外観は使用感がなくきれいな場合でもバッグの内側やポケットがベタベタしていたりします。この状態をスティッキーといいます。防水素材や合成皮革を使っている部分に起こる現象です。
このような素材は気候の影響を受けやすく、とくに湿度の影響が大きくなります。空気の通りが悪くなると溶けたようにベタベタと劣化するわけです。
バッグの内側がベタベタした状態だと何かを入れると、二次災害を引き起こしかねません。このような場合、ブランドバッグの寿命と考えていいでしょう。

張り替えしてくれるところもありますが、張り替え費用はかなり高額です。新品のブランドバッグの購入金額の30~50%くらいかかります。
思い入れがあるのなら張り替える手段もありますが、新品を購入したほうがいいかもしれません。

状態が悪くなったら新しいバッグに買い替える

丈夫な素材でも一生使い続けるのは大変難しいものです。大切に使っていても、こまめにお手入れをしていても、使い続けているとヘタッていきます。
お気に入りのバッグをブランドのメンテナンスを受けて使い続ける方法もありますが、素材によってはメンテナンスも難しくなります。
使い続けるのに限界が来たら思い切って売却して新しいバッグの購入資金にしてしまいましょう。
とくにルイ・ヴィトンやグッチ、コーチといったブランドのバッグは買取強化を行っている買取業者も多いので、高値で買取ってくれるでしょう。
>>ブランドバックの買取専門店|[ルイ・ヴィトン強化中]エコリング
また、ブランドバッグは傷みや汚れ、ビニール部分のベタつきがあっても買取ってくれるので、査定に出してみてください。思わぬ値段がつくかもしれません。