1. >
  2. >
  3. 古くて懐かしい「古民家」でまったりライフを!

最高の雰囲気

温泉場の旅館などに行くと、そうした雰囲気を全く知らなかったにもかかわらず、何か懐かしいほっとした気持ちになります。
木造の建物というのはとても落ち着きを感じるのですが、特に長い年月が経過した古民家と呼ばれる建物は郷愁をかきたてる大きな魅力があります。
最近これら古民家を利用しカフェなどの店舗を開く方も多いのですが、古民家は生活する場としても注目されています。

古民家というのはどういったものなのかというと、日本伝統の建築様式によってたてられた家屋であり、昭和初期、今から70年、また80年くらい前までに建てられた建築物を指します。
こうした建物の中で人が生活していた民家を古民家というのです。
都会の喧騒の中必死に企業戦士として働いてきたお父さんたち、お子さんたちが巣立ち、夫婦の生活、自分のこれからの人生を考えた時、古民家の豊かで静かな暮らしをしたいと思う方々が多くなっています。
古民家

古民家に暮らすメリット

大きな太い柱、梁、古民家はどっしりした作りで天井も高いものが多く、現在の建築物と全く違う様相を持っています。
メリットは、昔ながらの風合いがあり、人が何十年も暮らしてきた建物なので柱なども使い込まれて圧倒的なぬくもりがあるという点です。
自然素材100%で作られているおかげで、シックハウス症候群などの建築材料によっておこる症状が起こりにくいのも魅力です。

古民家でも傷んでいるところだけ直す、また設備だけ新しい物を利用する等することで新しく建築材を利用する事もなく、古い物を産業廃棄物にすることもないので、エコ、といえる点もメリットです。
また古民家は夏、非常に涼しく過ごせるというメリットがあります。

古民家のデメリット

現代工法とは全く違う昔ながらの作りなので、断熱性や気密性という面で劣ります。
夏は涼しく過ごせますが、天井が高い建物が多い、また気密性などがあまりないため、冬は寒いという事がデメリットです。

リフォームやリノベーションを行う事が必要で、そのまま利用できるという古民家はほとんどありません。
手を入れる必要がある、イコール、住む前にお金がかかるという事もデメリットです。

こうしたメリット、デメリットが必要という点を考慮し、また古民家の場合、暮らし始めてから修繕する必要がある部分が出てくる可能性がある事を考慮しておくべきです。
他の住宅よりも費用がかかるという事を頭に入れておきましょう。