鍵トラブルで自宅前にいるのに、シリンダーやカギ本体に問題が発生して、立ち尽くしている人は恐らくこの記事をみているはず。鍵は頑丈にできているように見えて、日々の使用でダメージが徐々に蓄積していきます。しかし、ここであわててはいけません。鍵が壊れたら、連絡すべき場所があります。鍵が壊れて部屋に入れない方の目に解決法を紹介いたします。
状況別で自力で対処方法
自力で対処できる場合も壊れたカギの状況によります。例えば、壊れたカギが、シリンダーから出ている状態であれば、ピンセットのようなものを使用して取り出す方法です。この方法では壊れてシリンダーに入ったままになっている鍵を慎重に取り出します。少しでも何かが引っ掛かっているなと感じたら諦めましょう。無理やりカギを引き抜こうとすると余計状態を悪化させかねないからです。
壊れたカギが鍵穴に完全に埋没しているケースは難易度Sになります。金属専用の瞬間接着剤を用意して、壊れたカギの面だけに接着剤を塗ります。注意したいのはカギ穴に接着剤が付着してしまうと鍵穴の中でシリンダーまで固着され、高額な修理費用を請求される可能性があります。腕に自信がある人向けの方法になりますので、少しでも無理だと思ったら諦めましょう。
他にもピンバイスという極小のドリルを使うテクニックもありますが、このような道具を持っている人は限られています。また、仮に用意できたとしてもシリンダー内や鍵穴自体を損傷するおそれがあるためおススメできません。
このように、自力で対処するとメリットよりデメリットの方が少なくありません。そこでカギのトラブルを専門に扱う業者にトラブルシューティングの依頼をおすすめします。
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業者の選択のポイント
カギ業者の中には高額な請求をする業者も少なくありません。そういった業者を選別する方法は、電話した際の対応です。金額をちゃんと明示しなかったり、曖昧な金額の提示、「現場の状態をみないとわからない」といったりする業者はダメです。また、公式ホームページに「5分以内に対応!」など記載のある業者の場合、それは最短の時間がほとんどです。ちゃんとしたカギ業者は、準備する時間も合わせてどれくらいで対応してくれるか、時間を教えてくれる業者を選びましょう。
他の鍵トラブルケース
鍵トラブルは自宅のドアだけに限りません。自動車・バイク、書斎やオフィスの机の引き出し、貴重品金庫、業務用金庫、ロッカー、旅行用トランクなどもトラブルの対象になります。鍵折れだけでなく、ダイヤル式、テンキー式、シリンダー式などの開け方や暗証番号を忘れた場合もカギ業者は対応します。大事なのは、あわてずカギ業者に現在の状況を伝える事です。一人で解決しようとすると、トラブルがトラブルを呼ぶ可能性があるので、鍵トラブルは熟練した業者に依頼をしましょう。